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 不治の病の場合、生物的に長く延命させることだけを目的とした治療を受けるのではなく、人間らしく自然な死を迎えたい。 そのためには末期患者の生活の質を大切にした治療やケアが重要である、という考え方が生まれてきました。 「いたずらに死期を引き延ばすための延命処置を行わず、人間としての尊厳を保ったまま、死を迎えたい。」という「尊厳死」の意思を事前に医師に表明し、同意を得ておくことが必要になります。 尊厳死を望むなら、書面にその意思を表し、家族にも伝えておきましょう。より確実な手段としては、日本尊厳死協会などの会員になる方法があります。会員になると年に４回会報が発行されるようです。 会員は協会からおくられてくる「尊厳死の宣言書」に署名し、事前に医師に提示しておきます。
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