危篤になって、死が近づくと医師は家族に危篤を告げます。家族は医師から危篤を告げられたら、最後のお別れをして欲しい人に連絡をします。

　まずは、その場にいない家族や親族に伝えましょう。遠方にいる人には、特に早めに知らせます。親戚はどの程度まで連絡するか迷うところですが、三親等までを目安とします。

　そのほか本人と親しくしていた友人にも、連絡をとります。

　危篤の時間が深夜でも早朝でも、本人と親しい人ならば連絡するのもやむを得ないでしょう。

　このような場合には「こんな時間に申し訳ございません」や「朝早く申し訳ございません」といった一言を添え申します。連絡はまずご家族を最優先に行い、次に親戚の方、本人と親しい友人・知人といった順で連絡します。要は危篤者本人の身になって来ていただく人を決めるということです。けれど、遠方の人や忙しい人に連絡しても、臨終に間に合わないこともあります。その当たりも良く考慮に入れて連絡しましょう。