１.南面北座説

　仏壇は南側に向け、北側を背にして安置する、という説。

　仏壇の前に座り拝んだときに、自分と仏壇を通して引いた線が本山の方角を示す位置に安置する、という説。

　「仏壇に向かうこと」＝「極楽浄土に向かうこと」になるからというもの。

　仏壇のための専用スペースが取れない場合は、この様に安置しますが、あまり大きな仏壇でなく比較的小型の仏壇（高さ75cm位まで）が良いでしょう。

　お仏壇の種類も多く、70cm〜90cmまでのお仏壇が安置できます。

　ただ、経机などを用意して座って礼拝できるようにしたいものです。

　寸法的な制約を受けず、超大型台付仏壇から小型台付仏壇まで自由に選択でき、お仏壇の主流となっております。

　半間以上の床の間には間口も高さもたっぷりありますので大きめの仏壇を安置することができます。

　新築などのお宅では最も多く見かける安置場所です。

　座って礼拝できますので、理想の仏間といえます。

　お仏壇を選ぶ際、最も種類も豊富で価格も幅広く揃っています。

　西日本方面で比較的多い仏間で、100cm〜130cm位のお仏壇が安置できます。

　地袋の高さによっては、礼拝する姿勢が不自然になる場合もあり、お仏壇の種類も台付と比べて少なくなっております。

1. 神棚と向かい合わないように置く
   
2. 高いところには置かない
   
3. 湿気が少なく風通しのよいところに置く